感染創世記

解説

ゾンビが支配する世界となって7ヶ月。もはや世界は世紀末状態であった。人類はゾンビになるのを待つ日々。多くの都市は腐敗状態となっていた…。

政府はこのカオス状態をなんとかしようと、軍隊にゾンビとの戦いを命じたが、生き残った市民たちも、生き残るために自己防衛集団を立ち上げるようになっていく。
しかし、メディアはそれら集団を「War on Dead(殺しの集団)」と定義づけ、こぞって批判の対象とする。

生存者の一人、元ジャーナリストでドキュメンタリー映像作家のジュリアンは、そんな「War on Dead」の戦いを正当化するためのプロパガンダ映像を撮影しようと、北米で最も悪名高き自己防衛集団「the deadheads」に密着し、仲間となって彼らの日常をフィルムに収めていく。

構成メンバーは、クリスチャン・無神論者・世界を変えたい男と女…様々な思惑を抱いて集まった彼らとゾンビとの対峙。そして、日々行われる残虐無慈悲な殺戮劇。

ジュリアンはカメラを通して、この日々の戦いに隠された裏の世界、そしてこの集団の真意を知っていくこととなる…。