侍タイムスリッパー
解説
幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップ!?
幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ、「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。
監督は米農家の安田淳一。「自主映画で時代劇を撮る」という無謀に「ホンがオモロイ」と東映京都撮影所が特別協力。10名足らずの自主映画ロケ隊が時代劇の本拠地東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。すったもんだの半年を経て奇跡的に映画は完成。2023年10月の京都国際映画祭でプレミア上映されると、客席から沸き起こる大きな笑い声。予想の斜め上いく展開に引き込まれ、息をのみ、気が付けば拍手喝采のエンドロール。場内はヤンヤの歓声に包まれた。時代劇への愛あるオマージュ。無名監督の作品という前情報を大きく覆す完成度の高さに、SNSでは伝説的作品『カメラを止めるな』を想起させるという声が続出した。2024年夏、池袋シネマ・ロサで公開されるや満席回を多発、毎回のように起こる終映時の拍手に劇場スタッフも驚く盛況ぶり。ついに全国拡大上映が実現し、大ヒットとなった。
【キャスト】
高坂新左衛門:山口馬木也
風見恭一郎:冨家ノリマサ
山本優子:沙倉ゆうの
殺陣師・関本:峰 蘭太郎
山形彦九郎:庄野﨑謙
住職の妻節子:紅 萬子
【スタッフ】
監督:安田淳一
プロデューサー:安田淳一
製作会社:未来映画社
原作:安田淳一
脚本:安田淳一
撮影:安田淳一
照明:安田淳一
編集:安田淳一