愛のゆくえ

解説

14歳の愛と宗介。
母を亡くし、こころがはち切れた。
そして、世界を知った。

『愛のゆくえ』は、宮嶋監督の実体験や人生そのものが物語の軸となっている。宮嶋監督自身、高校生という多感な年頃で、母親が他界。監督自らが経験した親に対する複雑な感情や、残された子どもたちの気持ちに真正面から向き合い、赤裸々かつ繊細に描いた。

脚本の完成までに3年を費やしている。その過程では、クリエイターズ・ファクトリー2018で審査委員長を務めていた中江裕司監督と、同じく審査員を務めた脚本家の中江素子の意見を参考に何度も書き換え、決定稿までに60稿ほど書き直すほど心を注いだ一作となっている。

【キャスト】
須藤愛:長澤樹
須藤宗介:窪塚愛流
漁業ホームレス:堀部圭介
須藤由美:田中麗奈

【スタッフ】
監督:宮嶋風花
製作会社:吉本興業
脚本:宮嶋風花