解説

両親の仕事場だったアトリエで、思い出の品を探しあてては自分に見せる洵の普段とは違うしおらしい態度に、少し戸惑い気味の慎。そんな中、亡き両親の最後の共著である絵本「くじらのはね」を見つけて慎と懐かしむ洵だったが、帰宅した諒と慎の兄弟喧嘩を目の当たりにした洵は、真夜中に姿を消してしまい…。