始皇帝烈伝

解説

秦朝の王が立て続けに崩御し、人質の身から突如、次期国王候補に躍り出、大臣・呂不偉(りょふい)の強力な後ろ盾のもと、秦王となった贏政(えいせい=始皇帝)。彼の周囲にはいつも権力争いと策謀が渦巻いていた。?霊(びれい)から贏政の出生にまつわる話を聞いた成きょう(せいきょう=贏政の父・異人と正室・楚姫の子)は、呂不韋と贏政を成敗し、王位を奪還することを決意する。しかし樊於期(はんおき)が咸陽に戻ったことから、呂不韋は成きょうの謀反を見抜く。成きょうの謀反を知った贏政は出陣を決意し・・・。