映画賞受賞作の作品:327件
-
コットンテール
東京からイギリスの湖水地方へ。妻の最後の願いを叶えるための旅。
亡き妻<母>に導かれたイギリスの地で、新たな一歩を踏み出そうとする家族の物語。
イギリスで最も風光明媚なリゾート地として知られるイングランド北西部に広がる湖水地方。その起伏に富んだ美しい自然の風景をカメラに収めた本作は、イギリスの新鋭監督パトリック・ディキンソンが日本の実力俳優陣とタッグを組んだ国際プロジェクト。東京からイギリスへと舞台を移しながら、家族の愛と再生を紡ぎ上げたロードムービー仕立てのヒューマン・ドラマだ。主演にはリリー・フランキー、共演に錦戸亮、木村多江、高梨臨が名を連ね、切なくも愛おしい旅の果てに、清らかな情感がさざ波のように観る者の胸に染み入る珠玉作となった。ワールドプレミアとなった第18回ローマ国際映画祭では絶賛を博し、最優秀初長編作品賞に輝く快挙を達成した。
【キャスト】
リリー・フランキー/錦戸亮/木村多江/高梨臨 /恒松祐里/工藤孝生 /イーファ・ハインズ and キアラン・ハインズ
【スタッフ】
監督・脚本:パトリック・ディキンソン
製作プロダクション:マグノリア・マエ・フィルムズ、オフィス・シロウズ
製作総指揮:ガブリエル・タナ
プロデューサー:押田興将、キャロリン・マークス・ブラックウッド、エレーヌ・テオドリー -
エンジェル・アット・マイ・テーブル レストア版(字幕)
あわてないでいい、天使が不意におまえのテーブルに来たとしても……。2024 年8 月に生誕100 年を迎えるニュージーランドを代表する作家ジャネット・フレイムの自伝三部作を原作に、その数奇な半生を描いた珠玉のヒューマン・ドラマ。
【キャスト】
ケリー・フォックス/アレクシア・キオーグ/カレン・ファーガソン/アイリス・チューン
【スタッフ】
監督:ジェーン・カンピオン -
南太平洋(字幕)
ジェームズ・A・ミッチェナーの小説「南太平洋物語」のミュージカル化でブロードウェイで驚異的なロングランを続けた作品の映画で、ミュージカルの演出も手がけたJ・ローガンによる作品。出演は『旅情』のロッサノ・ブラッツィ、『魅惑の巴里』のミッチー・ゲイナー、『お茶と同情』のジョン・カー等。
【キャスト】
ミッツィ・ゲイナー/ロッサノ・ブラッツィ
【スタッフ】
監督:ジョシュア・ローガン -
小さなレディ(字幕)
第75回カンヌ国際映画祭にてFIPRESCI賞(国際批評家連盟賞)を受賞し、その他各国の映画祭にて23もの賞に輝いた衝撃のドラマ。監督のエマニュエル・ニコは本作が初の長編となり、傷ついた少女の小さな魂が周りの人々との関わりによって少しずつ再生されていく奇跡の姿を丁寧かつ繊細に描き上げ話題となった。
【キャスト】
ゼルダ・サンソン/アレクシ・マナンティ/ファンタ・グィラシー/マリー・ドナルノー/ジャン=ルイ・クロック
【スタッフ】
監督:エマニュエル・ニコ -
SALAAR/サラール(字幕)
『バーフバリ』二部作のプラバース主演×『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニール監督
新たな伝説が今、幕を開ける!
1985年、盗賊を生業にする部族によって建てられた国カンサール。10歳の少年デーヴァは、王の息子である親友ヴァラダのためならどんな相手にも立ち向かい、必ず倒してきた。一方のヴァラダも、自らに与えられた領地と引き換えにデーヴァの母親の窮地を救い、デーヴァは母親とともにカンサールを去って身を隠すことに。デーヴァは別れ際、ヴァラダに「名前を呼べば、必ず駆けつける」と誓いを立てる。25年後、王ラージャ・マンナルがカンサールを留守にしたことから、国全体を揺るがす抗争が勃発。かつて領地を投げ出したことで権力の座から遠ざけられていたヴァラダは、ついに親友デーヴァを迎えにいき、王座をめぐる争いに身を投じる決意をする。しかしデーヴァのある秘密が、ふたりの友情を引き裂き、カンサールにさらなる激震を引き起こす…。
【キャスト】
デーヴァ:プラバース
ヴァラダ・ラージャ・マンナル:プリトヴィラージ・スクマーラン
アディヤ・クリシュナカント:シュルティ・ハーサン
ラージャ・マンナル:ジャガパティ・バーブ
【スタッフ】
監督・脚本:プラシャーント・ニール -
凪の憂鬱
いつか懐かしくなる、素晴らしき平凡な日常。
関西インディペンデントシーンで最注目の俳優・辻凪子と、監督・磯部鉄平が気が向いた時に制作される短編作品<凪の憂鬱>シリーズの長編映画化最新作『凪の憂鬱』。
2018年の「高校生編」、2020年の「大学生編」を経て、3作目にして劇場公開作となった本作は、契約社員となった主人公・凪の、いつか懐かしくなる素晴らしき平凡な日常を描く長編作品。 主演は、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍するコメディエンヌ・辻凪子。凪を囲む仲間たちに『極悪女王』の根矢涼香、『裸足で鳴らしてみせろ』の佐々木詩音、『君は愛せ』の佐藤あみなど注目若手俳優たちが集結。
監督は、『夜のまにまに』『コーンフレーク』の磯部鉄平。
第37回高崎映画祭 新進監督グランプリ(磯部鉄平)、最優秀新進俳優賞(辻凪子)のW受賞を果たした。
【キャスト】
凪:辻凪子
ネヤちゃん:根矢涼香
詩音:佐々木詩音
あみ:佐藤あみ
サエ:川久保晴
初音:薬師寺初音
屋敷さん:屋敷紘子
怪談師カワモト:川本三吉
野村:野村洋希
怖いおじさん:海道力也
舎弟:浄弘卓磨
ハナちゃん:坪内花菜
上野くん:上野伸弥
上野くんの彼女:松本真依
日本一周している詩人:ひと:みちゃん
ギターの人:ハシモトタクマ
凪のおばちゃん:辰寿広美
凪のおじちゃん:仁科貴
【スタッフ】
監督:磯部鉄平
プロデューサー:谷口慈彦
製作会社:belly roll film/JAPAN Wing
脚本:磯部鉄平,谷口慈彦,永井和男
音楽:kafuka(江島和臣)
撮影・照明:小林健太
録音・整音:杉本崇志
助監督:高木啓太郎
ヘアメイク:夏海
共同プロデューサー:和田裕之 -
コーンフレーク
夢追う男と、働く女。どこにでも居るカップルの、どこにでもあった7年と、どこにもない答え。
『夜のまにまに』『凪の憂鬱』の磯部鉄平監督による渾身のラブストーリー。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020国内長編部門観客賞受賞作。大人になりきれない同棲7年目のカップルの日常と別れ、そして再出発。少しだけ未来をみた若い男女の、不安とみえない期待に揺れる姿を描く。
【キャスト】
裕也:GON
美保:高田怜子
朱里:日乃陽菜美
亜美:手島実優
直樹:木村知貴
結城:南羽真里
タケル:土屋翔
レコード屋店長:ひと:みちゃん
司:時光陸
高村さん:白井宏幸
彩花:松本真依
美保の上司:皷美佳
保険セールスの客:岩本守弘
医者:五山智博
保険セールスの客:石井克典
卓球BARの店員:谷口慈彦
ストリートミュージシャン:小林未奈
すのうさん:すのう
【スタッフ】
監督:磯部鉄平
プロデューサー:谷口慈彦
製作会社:belly roll film
脚本:磯部鉄平,永井和男
音楽:kafuka(江島和臣)
撮影・照明:佐藤絢美
録音・整音・DIT:杉本崇志
制作:石井克典
美術:南羽真里
編集・カラーグレーディング:小林健太 -
オールド・フォックス 11 歳の選択(字幕)
ただ、夢をかなえたかった——
台北金馬映画祭4冠!
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)が次世代を託した蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)による、心を打つ感動の物語
主人公リャオジエを演じるのは、台湾きっての天才子役バイ・ルンイン。89年の生活になじむため、撮影の3ヶ月前から携帯電話の使用を自ら封印する徹底した役作りと確かな演技力で、観る者をスクリーンに引き込む。リャオジエの父親リャオタイライを、『1秒先の彼女』での好演が記憶に新しい実力派俳優リウ・グァンティンが演じる。また、地主のシャには、台北金馬映画祭で助演男優賞に輝いたアキオ・チェン。正反対の人生を送る大人二人が、少年を成長させていく。さらに、日本からは門脇麦がリャオタイライの幼馴染・ヤンジュンメイ役として出演。台湾・日本合作作品ならではの配役で物語に花を添える。
監督を務めるのは、侯孝賢監督の助監督を務め本作で台北金馬映画祭・監督賞を受賞したシャオ・ヤーチュエン。何よりも、思いやりの大切さを伝えたいと願い、自身の経験を踏まえた本作。ホウ・シャオシェンが製作総指揮を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ次世代の幕開けを垣間見ることができる作品が誕生した。
【キャスト】
リャオジエ:バイ・ルンイン
リャオタイライ:リウ・グァンティン
シャ:アキオ・チェン
リン:ユージェニー・リウ
ヤンジュンメイ:門脇麦
【スタッフ】
監督:シャオ・ヤーチュエン -
美しき仕事 レストア版(字幕)
孤高の映画作家クレール・ドゥニが、フランス映画界が誇る生きる伝説ドニ・ラヴァンを主演に迎え、目が眩むほどに青いアフリカの海岸を背景に、外人部隊とそれを率いる指揮官の訓練の日々を描く。現在ではインターネットミームになりつつある、ラヴァンのエネルギッシュな身体性が印象的なラストシーンも必見。
【キャスト】
ドニ・ラヴァン/ミシェル・シュポール/グレゴワール・コラン
【スタッフ】
監督:クレール・ドゥニ -
ピクニック at ハンギング・ロック レストア版(字幕)
夢か現か―、悪夢か吉夢か―、フィクションかノンフィクションか―?日本公開から約40年「美しき永遠の謎」がいま4Kで鮮やかによみがえる
【キャスト】
レイチェル・ロバーツ/アン=ルイーズ・ランバート/ドミニク・ガード/ヘレン・モース/ヴィヴィアン・グレイ/カースティ・チャイルド
【スタッフ】
監督:ピーター・ウィアー -
ミセス・クルナス VS.ジョージ・W・ブッシュ(字幕)
オカン、都に行く。
悪名高きグアンタナモに収監された
無実の息子を取り戻すため、
家族へのゆるぎない愛と、
持ち前の明るさだけを武器に闘った
ドイツの母の1786日、感動の実話!
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロのひと月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民のクルナス一家の長男ムラートが、旅先のパキスタンで“タリバン”の嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまう。母ラビエは息子を救うため奔走するが、警察も行政も動いてくれない。藁にもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルトの元を訪れたラビエは、アドバイスを受けアメリカ合衆国最高裁判所でブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことになる……
監督は『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(18)のベテラン、アンドレアス・ドレーゼン。無実の罪で5年もの間グアンタナモに収監されたムラート・クルナス本人の著作の映画化を計画するも、あまりにも悲惨な内容に二の足を踏んでいた。そんな中で出会ったムラートの母ラビエの天真爛漫なキャラクターに魅せられ、作品の方向性が決定づけられ、シリアスなテーマにもかかわらずコメディタッチで軽妙な快作が誕生することになった。主演のラビエを見事に演じ切ったドイツの人気コメディアン メルテム・カプタンは、「エリン・ブロコビッチ風のずうずうしさを盛り込んだ好感の持てる主役」(DEADLINE)、「絶妙な間合いと温かさを役にもたらした真の秘密兵器メルテム・カプタン」(The Hollywood Reporter)などと評され、ドイツ映画デビュー作にして初主演となった本作で、第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演俳優賞)受賞の快挙を成し遂げた。さらにベルリン国際映画祭では銀熊賞(脚本賞)のW受賞も果たし、また、ドイツで最も権威のあるドイツ映画賞では作品賞<銀賞>、主演女優賞、助演男優賞の3部門で受賞した。
【キャスト】
ラビエ・クルナス:メルテム・カプタン
ベルンハルト・ドッケ:アレクサンダー・シェアー
マーク・ストッカー:チャーリー・ヒュブナー
マイケル・ラトナー:ハーヴィー・フリードマン
メフメト・クルナス:ナズミ・キリク
【スタッフ】
監督:アンドレアス・ドレーゼン
プロデューサー:クラウディア・シュテファン
製作会社:パンドラ・フィルムプロダクツィオン
脚本:ライラ・シュティーラー -
ある一生(字幕)
“世紀の小説”と称された、世界的ベストセラーを見事に映像化!激動の20世紀、アルプスに生きた名もなき男の愛と幸福に満ちた一生
世界40ヵ国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった“世紀の小説”を映画化!ローベルト・ゼーターラーによる“世紀の小説”“小さな文学の奇跡”などと評された原作を、美しい情景と共に見事に映画化した本作は、激動の20世紀の中、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかったアンドレアス・エッガーの孤独な苦難の人生を描いている。しかし、そんな名もなき男の人生の中にも幸福な瞬間と大きな愛があり、エッガーは自分の人生を受け入れ、無骨に生き抜いていく。◆アルプスに囲まれた絶景と、80年間の激動の時代が圧巻 標高約2,500mの東チロル山脈(アルプス山脈東部)で撮影された美しい映像で、3人の俳優によって演じられる主人公が生き抜いた激動の80年間を描く、圧巻の一大叙事詩。
シンプルな人生の偉大さと威厳−Kunstundfilm
波乱万丈の人生を駆け抜けた後、涙が溢れそうになる−OutNow
私たちに魔法をかけるような、力強い叙事詩−Filmstarts
「幸せな一生とはなにか」を考える−artechock filmmagazin
【キャスト】
エッガー/青年期:シュテファン・ゴルスキー
エッガー/老年期:アウグスト・ツィルナー
エッガー/少年期:イヴァン・グスタフィク
マリー:ユリア・フランツ・リヒター
農場主:アンドレアス・ルスト
アーンル:マリアンネ・ゼーゲブレヒト
【スタッフ】
監督:ハンス・シュタインビッヒラー
製作会社:Epo-Film Produktionsgesellschaft
原作:ローベルト・ゼーターラー
脚本:ウルリッヒ・リマー -
ラン・ベイビー・ラン(吹替)
怒りの臨界点突破! 終わりなきデスバトルに挑む、ノンストップ・サバイバル・アクション!
生まれながらのハンデを背負い“音”のない世界に生きるヒロインの、息もつかせぬ熾烈なアクションが炸裂する痛快作!主人公ダイアナを演じたカトゥーサ・レイラが、ノーアイデンティティ国際アクション映画祭2023で最優秀アクション女優賞を受賞のほか、世界各地の映画祭でも絶賛されたニューヒロイン・アクションが誕生。
【キャスト】
ダイアナ:幸村郁(カトゥーサ・レイラ)
ジェラルド:畠山豪介(コーディー・カウエル)
シャルレーヌ:小野絵梨(ミュリエル・ハロイント)
リチャード:佐々木直樹(オスカル・フォロンダ)
サンドイッチマン:宇佐美舞朗(マシュー・ワイアット・オサリバン)
【スタッフ】
監督:トニ・アンドゥハー -
ぼくが生きてる、ふたつの世界
伝えられない想いがあふれだす。
呉美保(監督)×吉沢亮(主演)×港岳彦(脚本)×五十嵐大(原作)
耳のきこえない母ときこえる息子の物語を繊細に紡いでいく
2014年モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門最優秀監督賞に輝き、第87回アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に選出、そして2014年キネマ旬報ベスト・テン1位に輝く『そこのみにて光輝く』の監督・呉美保が、9年ぶりの長編作品のテーマに選んだのは、コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子供という意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐大さんによる自伝的エッセイ『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に改題)。脚本を担当したのは、『ゴールド・ボーイ』(24)、『正欲』(23)等を手掛ける港岳彦。そして、主演を務めるのは『キングダム』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズ等の話題作から、作家性の強い監督作等、幅広い作品に出演し、2025年には吉田修一原作、李相日監督『国宝』の公開が控える吉沢亮。本作では、耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大の心の軌跡を体現する。
さらに吉沢亮演じる五十嵐大のろう者の両親を演じるのは、母・明子役に忍足亜希子(おしだりあきこ)、父・陽介役に今井彰人。ろう者俳優として活躍する二人が溢れんばかりの息子への思いを見事に表現。そのほかユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでんなど個性豊かな俳優陣が脇を固める。
【キャスト】
五十嵐大:吉沢亮
五十嵐明子:忍足亜希子
五十嵐陽介:今井彰人
河合幸彦:ユースケ・サンタマリア
鈴木広子:烏丸せつこ
鈴木康雄:でんでん
【スタッフ】
監督:呉美保
原作:五十嵐大「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(幻冬舎刊)
脚本:港岳彦 -
イル・ポスティーノ デジタル・リマスター版(字幕)
第 98 回アカデミー賞5部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞、作曲賞)、作曲賞受賞
第 49 回英国アカデミー賞3部門受賞(外国語映画賞、監督賞、作曲賞)
第 20 回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞
第 70 回キネマ旬報外国映画ベストテン第 1 位
南イタリアの小島を舞台に、名声に輝く偉大な詩人と、そんな煌びやかな世界とは全く縁のなかった内気な郵便配達人との間に芽生えた心温まる友情を描いた、心に沁みる感動作。1995 年度のアカデミー賞🄬で作品賞を含む 5 部門にノミネートされ、作曲家ルイス・エンリケス・バカロフの心の襞に沁みるような哀愁に満ちた旋律が、オリジナル作曲賞を受賞した。
30年の時を超え、二度と撮れない映像と珠玉の名曲が鮮明に蘇る!
撮影終了の12時間後に亡くなった主演マッシモ・トロイージの命をかけた奇跡の名作
1995年度のアカデミー賞(R)で作品賞を含む5部門にノミネートされ、作曲家ルイス・エンリケス・バカロフの心の襞に沁みるような哀愁に満ちた旋律が、オリジナル作曲賞を受賞した『イル・ポスティーノ』。名声に輝く偉大な詩人と、そんな煌びやかな世界とは全く縁のなかった貧しき郵便配達人との間に芽生えた心温まる友情を描き、日本でも1996年に上映されロングラン大ヒットを記録した。今も数多くの映画ファンが、生涯のベスト作品の1本としてその名を挙げる奇跡の名作!
公開当時、世界が驚きと共に知ることになったのは、主人公の郵便配達人を演じたマッシモ・トロイージが、心臓に病を得て本編撮影終了の12時間後に、完成作品を観ることなく、41歳という若さでこの世を去ったということ。早くからイタリアで最も尊敬される監督・俳優の一人だったトロイージは、20世紀最大の詩人と称えられるパブロ・ネルーダ(1904-1973)を敬愛していた。
チリの国民的詩人であり政治家でもあったネルーダをモデルにした、アントニオ・スカルメタの小説「バーニング・ペイシェンス」に感銘を受けたトロイージが、自ら企画を立ち上げ脚色チームにも参加。ネルーダが数年間イタリア南部の沖合いの島で過ごしたという事実を基に、舞台を原作のチリからイタリアに移して映画化を実現。子供の頃からの闘病で自身の短命を予期していたトロイージが、最後の力を振り絞って挑んだ作品となった。
【キャスト】
マリオ:マッシモ・トロイージ
パブロ・ネルーダ:フィリップ・ノワレ
ベアトリーチェ:マリア・グラツィア・クチノッタ
【スタッフ】
監督:マイケル・ラドフォード
プロデューサー:マリオ・チェッキ・ゴーリ
製作会社:ブルー・ダーラ・プロダクション
原作:アントオニオ・スカルメタ
脚本:フリオ・スカルペッリ
音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ
撮影:フランコ・ディ・ジャコモ -
クラユカバ
「クラガリに曳かれるな」
「はい、大辻探偵社」紫煙に霞むは淡き夢、街場に煙くは妖しき噂…。
今、世間を惑わす”集団失踪”の怪奇に、探偵・荘太郎が対峙する!
目撃者なし、意図も不明。その『クラユカバ』は、塚原重義が原作・脚本・監督を手掛ける初めての長編アニメーション映画である。
長年にわたり個人映像作家として活動してきた監督は、
2012年に制作した『端ノ向フ』を第66回カンヌ国際映画祭のSHORT FILM CORNER部門に出品するなど、
精力的に活動を展開してきた。
そして2023年、構想から10年を経て完成した『クラユカバ』はファンタジア国際映画祭に出品され、
長編アニメーション部門の「観客賞・金賞」を受賞し、
国際的な映画祭で高い評価を集め、
堂々たる日本での凱旋劇場公開が決定した。
主人公・荘太郎役は今「最もチケットの取れない講談師」と言われる六代目神田伯山が務める。
【キャスト】
荘太郎:六代目 神田伯山
タンネ:黒沢ともよ
サキ:芹澤優
稲荷坂:坂本頼光
班長:佐藤せつじ
トメオミ:西山野園美
福面党(早虎):川原慶久
御多福:野沢由香里
クダギツネ:-
松:狩野翔
福面党(猪熊):鷲見昂大
でくの座(白キチ、赤フク):角倉英里子
【スタッフ】
監督:塚原重義
プロデューサー:吉田新之助,臼井久人,亢 越,沢村 敏
製作会社:チームOneOne
原作:塚原重義
脚本:塚原重義
音楽:チャラン・ポ・ランタン「内緒の唄」 -
密輸 1970(字幕)
海女×密輸王×チンピラ×税関
一攫千金を手にするのは誰だ?
平凡な海女が密輸?!巨額の金塊を巡る、騙し騙されの大乱戦!
【キャスト】
チュンジャ:キム・ヘス
ジンスク:ヨム・ジョンア
クォン軍曹:チョ・インソン
ドリ:パク・ジョンミン
オップン:コ・ミンシ
【スタッフ】
監督:リュ・スンワン -
破墓/パミョ(字幕)
何かが出てきた
墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返す!
韓国映画史に新たな軌跡を生んだ、これまで観たことのないサスペンス・スリラー『破墓/パミョ』が世界を圧巻!
【キャスト】
キム・サンドク:チェ・ミンシク
イ・ファリム:キム・ゴウン
コ・ヨングン:ユ・ヘジン
ユン・ボンギル:イ・ドヒョン
【スタッフ】
監督:チャン・ジェヒョン -
スパイダー/増殖(字幕)
―怖くて気持ち悪い。とても良く出来ている―
スティーヴン・キング
―登場人物たちを興奮と緊張に引き込み、モンスター・ムービーを蘇らせた―
サム・ライミ
実際のクモ200匹を使いVFXと融合。
リアル・スパイダーの恐怖が襲い掛かる!移民が集うアパートを舞台に毒蜘蛛と人間の死闘を描く。
フランス郊外。アパートで毒グモが増殖し、次々と住民に襲い掛かる姿を描いた絶叫必須&スリリングなパニックホラーが誕生した。
監督は、1989年生まれの新鋭、セヴァスチャン・ヴァニセック。低予算ながらも刺激的でエッジの効いた演出が光る。衝撃のデビューを果たした本作は、過去20年間のフレンチ・ホラー映画で初登場第1位&約27万人を動員する大ヒットとなり、第49回セザール賞 新人監督賞と視覚効果賞にノミネート、第35回シッチェス・ファンタスティック映画祭 審査員賞を受賞、横浜フランス映画祭2024の上映作品にも選出された。ホラーの帝王スティーヴン・キングも大絶賛。さらに、サム・ライミ監督がプロデュースする『死霊のはらわた』シリーズのスピンオフ作品の脚本・監督のオファーを受け、製作が決定するなど、ヴァニセック監督の勢いは止まらない。
【キャスト】
カレブ:テオ・クリスティーヌ
リラ:ソフィア・ルサーフル
マティス:ジェローム・ニール
マノン:リサ・ニャルコ
ジョルディ:フィネガン・オールドフィールド
【スタッフ】
監督:セヴァスチャン・ヴァニセック
プロデューサー:ハリー・トルジュマン
製作会社:My Box Films
脚本:セヴァスチャン・ヴァニセック
音楽:セザール・マムーディ -
沈黙の歌(吹替)
第二次世界大戦末期──
イタリア北部の山村で起きたナチス親衛隊による「マルツァボットの虐殺」を8歳の少女の目を通して描く真実の物語
第二次世界大戦末期の1943年。休戦協定に調印したイタリアは連合軍と、ナチス・ドイツ及びファシスト党とによって南北に分断された。
ドイツ軍の統治下に置かれたイタリア社会共和国にある山村マルツァボットでは、地元パルチザンによる抵抗が激化し、その掃討戦として1944年9月、未曾有の民間人大虐殺が始まる。
・2009年 ローマ国際映画祭:審査員特別賞・観客賞
・2010年 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞:最優秀映画賞・最優秀プロデューサー賞・最優秀サウンドエンジニア賞
・2010年 イタリア ゴールデン・グローブ賞:外国報道部門グランプリ
・2010年 フライアーノ国際賞:最優秀監督賞
各国映画祭25部門ノミネート 20部門受賞作品
【キャスト】
マルティーナ:幸野央枝(グレタ・ズッケーリ・モンタナーリ)
アルマンド:近衛頼忠(クラウディオ・カサディオ)
ベニャミーナ:林あゆり(アルバ・ロルヴァケル)
レーナ:桜井春香(マヤ・サンサ)
ヴィットリア:紅林伽奈(マリア・グラツィア・ナルディ)
【スタッフ】
監督:ジョルジョ・ディリッティ -
ロール・ザ・ドラム!(字幕)
1970年代初頭のスイス・ヴァレー州の小さな村。ワイン作りのプロが情熱を注ぐ地元のブラスバンドが苦境に追い込まれる。女性参政権を巡る問題を背景に、多様性、友情、中年の危機といったテーマを描いたエンターテインメント・コメディ!
監督は、スイスで多くの映画やTVシリーズを手掛けているフランソワ=クリストフ・マルザール。ヴァレー州で実際にあった出来事をベースに、伝統と革新がぶつかり合う地元のブラスバンドの対立を、ユーモアとウィットに満ちたタッチで描いた。スイスで最も権威あるスイス映画賞の撮影部門で審査員特別賞を受賞したほか、アロイスの妻マリー=テレーズ役のザビーネ・ティモテオは最優秀女優賞にノミネートされた。劇中のスコアを担当したのは、これまでスイス映画賞で3度、最優秀音楽賞に輝いたニコラ・ラベウス。オリジナル楽曲に加え、巧みにアレンジされた伝統的なブラスバンドの楽曲で映画の世界観に彩りを加えた。ワインの名産地ヴァレー州の美しい自然と、参政権を求めて闘う70年代のスイスの女性たちのファッションにも注目!
【キャスト】
アロイス:ピエール・ミフスッド
ピエール:パスカル・ドゥモロン
マリー=テレーズ:ザビーネ・ティモテオ
ロベール:ジャン=リュック・ビドー
コリネット:アメリ・ペテルリ
カルロ:ジュゼッペ・オリッキオ
【スタッフ】
監督:フランソワ=クリストフ・マルザール
プロデューサー:ジャン=マーク・フルール
製作会社:Point Prod
脚本:ニコラ・フレイ
音楽:ニコラ・ラベウス -
ヴィクトリアとベッドで(字幕)
『落下の解剖学』で第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ監督。彼女が2016年に脚本、監督した辛口ロマンチックコメディの快作!
『落下の解剖学』で第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ監督の2016年に製作された辛口ロマンチックコメディドラマ映画。2016年カンヌ国際映画祭批評家週間部門で上映された。 第42回セザール賞で5部門にノミネートされ、主演のビルジニー・エフィラはこの映画での演技により第7回マグリット賞で最優秀女優賞を受賞して、映画全体を引っ張る圧倒的な存在感を示した。刑事事件専門の弁護士でバツイチ、二人の幼女の子育てと仕事に奮闘する30代半ばのヴィクトリアは抜け目がなく皮肉屋。だが、目下精神的に崩壊寸前だ。ある日出席した結婚パーティで、友人のヴァンサンと元依頼人のサムと偶然会う。その翌日、ヴァンサンから、殺人未遂容疑をかけられたからと弁護の依頼を受ける。断り切れずに渋々弁護を引き受けたヴィクトリアだが、それが一連の天変地異の出来事への始まりだった・・・。
【キャスト】
ヴィクトリア:ヴィルジニー・エフィラ
サム:ヴァンサン・ラコスト
ヴァンサン:メルヴィル・プポー
クリステル:ロール・カラミー
ダヴィッド:ロラン・ポワトルノー
【スタッフ】
監督:ジュスティーヌ・トリエ
プロデューサー:エマニュエル・ショーメ
製作会社:Ecce Films
脚本:ジュスティーヌ・トリエ -
コール・ミー・ダンサー(字幕)
バレエの虜になった遅咲きのダンサー・マニーシュ 彼を待ち受けていたのは、試練の数々だった
<インドで生まれたリアル ビリー・エリオット!>
運動神経抜群のストリートダンサーだった、ムンバイに住む青年マニーシュ。偶然入ったダンススクールで気難しいイスラエル人のバレエ・マスター、イェフダに出会い、バレエの魅力にとりつかれた彼は短期間で驚くような成長を見せるが、バレエダンサーとして活躍するためには、マニーシュはすでに年を重ねすぎていた。マニーシュの想いに答えるため、共に苦悩し、努力を続けるイェフダ。彼らは、自分たちが<何者であるのか>を探し求めながら、互いの人生を変えていく。
世界のドキュメンタリー映画賞を席巻中! 数々の困難にも、師を信じ、一歩ずつ前進するマニーシュの姿に熱く胸を打たれる、感動のドキュメンタリー。
『スラムドッグ$ミリオネア』を思わせる混沌とした世界から、リアル『リトル・ダンサー』を目指すことを決意! 血のにじむような努力と、葛藤と、波瀾に満ちた人生を送る主人公マニーシュは、そのドラマチックな半生が話題を呼び、2020年のNetflix映画「バレエ:未来への扉」として製作された際には本人役として出演、現在もダンサーとして活躍する。
彼のひたむきさとたゆまぬ努力、生まれ持っての明るい魅力が重なることで、既存のドキュメンタリーとは一線を画し、さながら“実話ドラマ”を鑑賞しているかのような没頭感を生み出している。
【キャスト】
マニーシュ・チャウハン
イェフダ・マオール
【スタッフ】
監督:レスリー・シャンパイン,ピップ・ギルモア
-
ケンとカズ
容赦なき衝撃のジャパニーズ・ノワール誕生 カトウシンスケ×毎熊克哉×藤原季節×小路紘史監督 東京国際映画祭(日本映画スプラッシュ)作品賞受賞 ここから這い上がんだよ-。
正真正銘、無名の新人監督が作り上げた映画に観客は震えた。今やアジア最大級の映画祭となる東京国際映画祭の日本映画・スプラッシュ部門にて作品賞に輝いた。監督は長編デビューの小路紘史、W主演には新人俳優を起用し、自主制作で作り上げ、全国劇場公開にまで昇りつめた渾身の作品だ。W主演には、暴走するカズ役を毎熊克哉、カズに振り回されるケン役にはカトウシンスケ。ふたりの演技が息が詰まるようなヒリヒリとした雰囲気を漂わせている。また、藤原季節など脇を固める俳優の存在感も見逃せない。今では実力派俳優として注目を集めるキャストたちの競演に注目だ。監督、脚本、編集は本作が長編デビューとなる小路紘史監督。2024年に公開された劇場最新作『辰巳』もスマッシュヒットを記録し、いま最も注目されている映画監督となっている。
第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 作品賞 / 2016年 新藤兼人賞 銀賞
第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞
おおさかシネマフェスティバル2017 ワイルドバンチ賞&新人賞
第31回高崎映画祭 新進監督グランプリ&最優秀新進男優賞 / インディペンデント映画大賞 監督賞&主演男優賞
日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞 / 日本映画監督協会 新人賞
【キャスト】
ケン:カトウシンスケ
カズ:毎熊克哉
早紀:飯島珠奈
テル:藤原季節
藤堂:髙野春樹
田上:江原大介
国広:杉山拓也
【スタッフ】
監督:小路紘史
プロデューサー:丸茂日穂,小路紘史
脚本:小路紘史
撮影・照明:山本周平
制作:原田康平,本多由美
メイク:俵あずさ
特殊メイク:森田優奈
美術・衣装:尾身千寛 -
ただ悪より救いたまえ(吹替)
祖国から見捨てられた凄腕の暗殺者と、裏社会も恐れる凶暴な殺し屋。絶対に出会ってはいけない2人が、魔都バンコクで激突する。韓国映画がもっとも得意とするノワール・アクションを一新する、壮絶なバイオレンス・エンターテインメント!
【キャスト】
ファン・ジョンミン/イ・ジョンジェ/パク・ジョンミン/白竜
【スタッフ】
監督:ホン・ウォンチャン -
漁港の肉子ちゃん
”普通が一番ええのやで”肉子ちゃんが幸せ届けます。
明石家さんまが想いを実現、劇場アニメ映画を初企画・プロデュース。母娘のふたり家族、肉子ちゃんとキクコ。食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情にあつくて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。小学5年生、多感なお年頃のキクコは、そんな母のことが最近ちょっと恥ずかしい。共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、ふたりに最高の奇跡が訪れる―。原作は第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超のベストセラー小説『漁港の肉子ちゃん』。EX「アメトーク!」の<読書芸人>回では、ピースの又吉直樹が本書を紹介し、大きな反響を呼んだ。この魅力的な物語に惚れ込み、劇場アニメ化を熱望したのは、お笑い界の国民的スター、明石家さんま。2018年に配信されたNETFLIXドラマ『Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜』で、ドラマの企画・プロデュースをおこなっているが、劇場公開されるアニメーション映画をプロデュースするのは今回が初めて。映画化のオファーを、明石家さんま自ら、原作者・西加奈子に打診してから5年、ついに想いを実現させた。いつも全力、底抜けの明るさでパワフルに生きる肉子ちゃん。そんな肉子ちゃんの口グセは「普通が一番ええのやで!」。といいながら、ちょっと“普通”ではない訳アリ母娘が、精一杯生きる愛おしい姿に、笑って泣けて、そっと勇気をもらう感動のハートフルコメディ。“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが、劇場アニメ映画で日本中に元気をお届けします!恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきのポジティブな性格で、まわりの人をハッピーにする才能にあふれる母・肉子ちゃんを演じたのは、『風立ちぬ』(13)、『インサイド・ヘッド』(15)、『メアリと魔女の花』(17)などの作品で声を務めた女優、大竹しのぶ。肉子ちゃんとは蟹座のA型という共通点もあり(!!)パワフルなキャラクターに命を吹き込んだ。繊細で大人びたしっかりものの娘・キクコは、本作で声優に初挑戦し、映画デビューを果たしたCocomi。元来のアニメファンで中学生の頃には声優の養成所に通っていたほど。透明感のある声で成長期の多感な少女を表現している。そして、キクコの同級生で、重要なキャラクターとなる少年・二宮をアニメ『鬼滅の刃』で竈門炭治郎役を務める人気声優の花江夏樹が演じる。
【キャスト】
肉子:大竹しのぶ
キクコ:Cocomi
二宮:花江夏樹
サッサン:中村育二
マリア:石井いづみ
トカゲ、ヤモリ:下野紘
【スタッフ】
監督:渡辺歩
プロデューサー:明石家さんま
製作会社:吉本興業
原作:西加奈子
脚本:大島里美
音楽:村松崇継 -
ロストハーモニー Lost Harmony
広瀬アリス初主演映画。今ではメディアで見かけない日がないような広瀬アリスと高畑充希の10代の頃の貴重な共演を観ることができる。
【キャスト】
広瀬アリス/ 吉谷彩子/ 高畑充希/田中美晴/柳田衣里佳/志村玲那/ 伊藤沙莉/てんちむ
【スタッフ】
監督:土岐善將 -
GAGARINE/ガガーリン(字幕)
消えゆくガガーリン団地で少年が見つけた、思い出と光 カンヌに彗星の如く現れた若き才能が紡ぐエモーショナルな青春映画
【キャスト】
アルセニ・バティリ/リナ・クードリ/ジャミル・マクレイヴン/フィネガン・オールドフィールド/ファリダ・ラウアジ/ドニ・ラヴァン
【スタッフ】
監督:ファニー・リアタール/ジェレミー・トルイユ -
バーフバリ 伝説誕生<完全版>(吹替)
インド歴代興収NO.1をはじめ全世界で大ヒットを記録!歴史を変えた史上最大のスペクタクル・アクション全2部作の第1弾!!数奇な運命に導かれた伝説の戦士バーフバリを中心に、三代に渡る壮絶な愛と復讐を描く一大叙事詩。
【キャスト】
プラバース/ラーナー・ダッグバーティ/タマンナー/サティヤラージ
【スタッフ】
監督:S.S.ラージャマウリ -
バーフバリ2 王の凱旋<完全版>(吹替)
『伝説誕生』の持つすべての記録を塗り替える大ヒット!全世界に旋風を巻き起こした映画史上最大のスペクタクル・アクション完結編。三代に渡る壮絶な愛と復讐の一大叙事詩、遂に興奮と感動のフィナーレ!!
【キャスト】
プラバース/アヌシュカ・シェッティ/ラーナー・ダッグバーティ/サティヤラージ/ラムヤ・クリシュナ/ナーサル/タマンナー
【スタッフ】
監督:S.S.ラージャマウリ