菅野美穂の作品:7件
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明日の食卓
息子を殺したのは、私ですか−?
2016年に出版された椰月美智子の小説「明日の食卓」。親子、そして家族をめぐる光と闇を、ごく普通の母親が日々抱える葛藤から赤裸々に描出。子育て世代を中心に反響を呼んだ本作を『64-ロクヨン-』(16)、『糸』(20)等を手掛けてきた名匠・瀬々敬久が映画化。住む場所も環境も異なる3組の母子とその家庭の内情に迫る。2人の息子を育てるフリーライターの石橋留美子を演じたのは、自身も2児の母であり、10年ぶりの映画主演作となった菅野美穂。ブランクを経て復帰したライターの仕事にやり甲斐を感じる一方で、収入を失った夫に代わって家計を支えるプレッシャーを抱え、やんちゃな息子たちに振り回される日々。ボロボロになりながらも、タフな存在感と未来への希望をうかがわせる朗らかさを演じきった。大阪在住のシングルマザーである石橋加奈を演じたのは高畑充希。パートの仕事を掛け持ちして働きづめの毎日で、一人息子の成長だけが生き甲斐。心身共に余裕のない中でも懸命に前を向く生き様を、愛情深く肝のすわった母親像として鮮明にスクリーンに焼きつける。静岡に住む専業主婦の石橋あすみを演じたのは尾野真千子。郊外にマイホームを建て、遠距離通勤を選んだサラリーマンの夫と、地元の名家である姑に、よく出来た息子。絵に描いた幸せな家庭と優雅な暮らしがずっと続くと思っていた矢先、息子の思いがけない一面を知り自分を見失っていく姿を、生々しい息使いで体現した。そのほか、大東駿介、和田聰宏、山口紗弥加、藤原季節、渡辺真紀子、宇野祥平ら邦画界を支える実力派俳優が脇を固める。ワンオペ、シングルマザー、介護問題。世の母たちを取り巻く環境は過酷だが、決して母親だけの問題ではない。にもかかわらず、その多くを彼女たちが背負わざるを得ない現実がある。自分なりに注いできたつもりの愛情も、子どもたちには思うように届かない。理想と現実の狭間で揺れ、息子への愛と憎しみを行ったり来たりする母親たち。なぜ「ユウ」は死ななければならなかったのか? 誰もが加害者であり、被害者にもなり得る。これはあなた自身の物語でもあるのだ。
【キャスト】
石橋留美子:菅野美穂
石橋加奈:高畑充希
石橋あすみ:尾野真千子
石橋太一:大東駿介
石橋豊:和田聰宏
【スタッフ】
監督:瀬々敬久
プロデューサー:大瀧亮
製作会社:WOWOW
原作:椰月美智子
脚本:小川智子
音楽:入江陽
撮影:花村也寸志 -
スペシャルドラマ「LEADERSII リーダーズII」【TBSオンデマンド】
世界の自動車メーカーを作った男たちの物語
2014年3月に放送された『LEADERS』では明かされなかった、新たな真実に光を照らす物語。前作では、第2次世界大戦前後にモノ作りに人生を懸た人々の生き様を描いたが、今回の『LEADERS II』は、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語となっている。新キャストも内野聖陽、山崎努、東出昌大、菅野美穂、尾上菊之助、郷ひろみ、大泉洋と豪華キャストが新たに登場。日本の製造業の礎を築き、いまや世界に冠たる自動車メーカーを作り上げた男たちの熱い物語を、TBSが総力を挙げてお送りする。
【ストーリー】
1934年(昭和9年)、10年前の関東大震災によって物資輸送網が断絶された苦い経験から、日本の自動車需要は急速に加熱していた。欧州勢に加えて、アメリカのフォード、GMの本格参入によって日本の市場はまさに外国車販売の戦国時代へ突入していた。愛知にあるゼネラルモーターズ(GM)車販売店「日の出モータース」の支配人・山崎亘(内野聖陽)は、アメリカ流の販売方針を押し付けられることに抵抗し、改善を訴えてきた。だが、大阪に拠点を置く「日本ゼネラルモータース」は、一販売店の意見に耳を傾けることはなかった。そんなある日、大阪からの帰りに山崎は、鈴鹿峠の山道で立ち往生している愛知佐一郎(佐藤浩市)に出会う。これが「アイチ自動車」販売店第1号となり、佐一郎を支え続けることになる山崎亘と佐一郎の、運命の出会いであった。
【キャスト】
佐藤浩市、内野聖陽、東出昌大、吉田栄作、萩原聖人、高橋和也、緋田康人、神保悟志、えなりかずき、須田邦裕、でんでん、前田敦子、筧 利夫、佐戸井けん太、松尾貴史、矢島健一、上杉祥三、小須田康人、大泉 洋(特別出演)、尾上菊之助(特別出演)、郷ひろみ、菅野美穂、山口智子、橋爪 功、山崎 努(「崎」は旧字体です。システムの都合上「崎」となっています)
【スタッフ】
プロデューサー:貴島誠一郎、伊與田英徳、川嶋龍太郎
監督・ディレクター:福澤克雄
脚本:八津弘幸
音楽:千住 明
制作:TBS -
火曜ドラマ「監獄のお姫さま」【TBSオンデマンド】
宮藤官九郎×豪華女優陣で描く"おばさん犯罪エンターテインメント"!罪を犯した5人の女たちと、罪を憎む1人の女刑務官。決して相いれないはずの両者の心が通じたとき、ある男への復讐(ふくしゅう)が始まる!「監獄のお姫さま」は、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇。罪を犯してしまった、生きることに不器用な人間たちの切なさや悲しさを、時に笑えて、時に泣ける物語として描く。また、「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」という真面目なテーマを、面白く明るく、そして深く問いかける。
【キャスト】
小泉今日子、満島ひかり、伊勢谷友介、夏帆、塚本高史、池田成志、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂
【スタッフ】
プロデューサー:金子文紀、宮崎真佐子(崎は旧字です。システムの都合上、「崎」となっております。)
監督・ディレクター:金子文紀、福田亮介、坪井敏雄、渡瀬暁彦
脚本:宮藤官九郎
音楽:主題歌:安室奈美恵「Showtime」(Dimension Point)
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パーマネント野ばら
『パーマネント野ばら』の原作者は、人気漫画家・西原理恵子。
2009年は『女の子ものがたり』、『いけちゃんとぼく』が続けて映画化されるなど活躍の場を広げている。西原作品の特徴は、コミカルなタッチながら、人間のどろどろした情念、したたかさを赤裸々に描く部分。この『パーマネント野ばら』でも、「どんな恋でもないよりまし。好きな男がいなくなることが、我慢できない」と、ダメ男に翻弄されながらも、結局はそんな相手にすがってしまう女の悲しい本音が生々しく、そして切なさをもって綴られている。
【ストーリー】
海辺の町に佇む美容院“パーマネント野ばら”。そこは、離婚して一人娘を連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている小さなパーマ屋さん。町の女たちはここに集っては、甲斐性なしの男たちへの不満やグチをぶちまけ合う。なおこの2人の友だち、みっちゃんとともちゃんも男運は最悪。みっちゃんは、浮気と金の無心を繰り返す夫に怒りながらも突き放すことが出来ない。一方のともちゃんは、ギャンブルに溺れたあげく行方不明となった旦那を心配する日々。そんな中、高校教師のカシマとの静かな恋を大切に育むなおこだったが…。
【キャスト】菅野美穂 夏木マリ 江口洋介 小池栄子 ほか
【監督】吉田大八
100分 -
恋がしたい恋がしたい恋がしたい【TBSオンデマンド】
年齢も職業も異なる7人の男女が織りなすラブストーリー!出演は渡部篤郎、水野美紀、菅野美穂、山田孝之、所ジョージなど超豪華な顔ぶれが揃った。【出演】渡部篤郎、水野美紀、菅野美穂、及川光博、山田孝之、岡江久美子、所ジョージ、小雪 ほか
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ギルティ 悪魔と契約した女
過去の冤罪(えんざい)を晴らすため、心美しきその女は、復讐の鬼と化す…。
人を追い詰め、死に追いやり、破滅へと向かわせる。
そして、危険と知りながらも、その女を追う失意の刑事。
すべての人物が激しい運命に巻き込まれる極上のミステリーが幕を開ける!
【番組内容】その女に近づいた男は必ず不幸になる…
15年前に起こった悲劇の謎を探り、罪を犯した人間たちに復讐を遂げるために、ひとりの女が動き出す。
ささいなことで人の生活は無惨にも壊れていく…、女はそれを次々と実証していく。
復讐こそが生きる意味となった女と、生きる意味そのものを見失った男。
そして、そこに絡むクセのある怪しい男女たち。
それぞれの想いが交差し、やがて驚愕の真実へとたどりつく愛とミステリーが誕生する。
【出演者】
菅野美穂 玉木宏 吉瀬美智子 水上剣星 滝沢沙織 RIKIYA 横山めぐみ 吉田鋼太郎 唐沢寿明 ほか
【スタッフ】
原案:相沢友子
脚本:大久保ともみ 平野悠希
チーフプロデューサー:吉條英希(関西テレビ)
プロデューサー:稲田秀樹(共同テレビ) 佐野拓水(関西テレビ) 山崎淳子(共同テレビ)
演出:小林義則(共同テレビ) 植田泰史(共同テレビ) 白木啓一郎(関西テレビ)
音楽:住友紀人
主題歌:JUJU「この夜を止めてよ」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
制作:関西テレビ 共同テレビ
※著作物の関係上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承の上、お楽しみ下さい。 -
Tomorrow 陽はまたのぼる【TBSオンデマンド】
医師という仕事を捨てた男が"病院再建"を通じて心を開き、再び医療の道を歩き出すヒューマンドラマ。主人公の外科医役に竹野内豊、看護師役は菅野美穂が演じる。出演:竹野内豊/菅野美穂/緒川たまき/黒川智花/エド・はるみ/永田彬/橋本真実/有村実樹/村松利史/六角慎司/田中実/志賀廣太郎/陣内孝則/岸部一徳 ほか監督・ディレクター:山室大輔/川嶋龍太郎/韓哲脚本:篠崎絵里子主題歌:「ひかり」星村麻衣(C)TBS